あなたは、人見知りでも、緊張しいでも、人付き合いが苦手でもありません。
- 古澤 慎之介
- 2024年1月18日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年2月7日
対人関係が苦手という方は少なくない、苦手とまでいかなくとも、その場では、澄ました顔でやっているように見えても、家に帰るとドッと疲れるみたいなのは、対人しているときに内側であれれこれとやっていて、自分を偽っているからでもあります。
誰かと対峙した時、 わずかに緊張したり、力みが生じたりすることは割と日常的にあるのではないでしょうか。そのわずかな緊張や力みを感じると、途端に繕ったりし始めます。
これは、相手がそうさせているのではなく、相手に対して自らがつけた「色」に影響されています。自分で付けた色に、自分で影響を受けているのです。
家族、友人、恋人、上司、部下、すれ違う人等々、 どんな相手でも、相手を外側に見た瞬間に「色」を付けています。
もはや相手を見ているのではなく、 相手に対して自分でつけた「色」を見ては、 一喜一憂してみたり、自分を繕ってみたり、身構えてみたりと、右往左往します。これが人疲れの原因でもあります。

「顔色」を伺うということも日常的にあるかと思いますが、これも同じように「私がそう思う」という域を出ません。機嫌が悪そうだと自分が考えて、その考えに影響を受けるから、怯えたり、身構えてしまい、その対処に追われてしまいます。
これらの積み重ねが「人見知り」「緊張しい」「人疲れ」「人付き合いが苦手」等になりますが、これを「性格」として捉えてしまうと、その枠をさらに強固にするだけです。
性格なんていうのは、無自覚の考えのパターンと無自覚の囚われによってできていると言っても過言ではありません。
そして、色付けは、ほとんどの場合「無自覚」に行われています。自分で作った考えにも関わらず、そのことに無自覚が故に、モロに影響を受けてしまいます。見えてしまえば、コントのようなものですが、無意識のうちにやっていることを見るのは難しく、それが故に、やめようと思ってもやめられません。
「色付け」をやめようという話ではない。
色付けしてることはなんとなく理解できると思うのですが、
それが無自覚に行なっているとなると、やめようにもやめられません。
自分で作った考えに囚われている私をただ知っていく。
知っていくことで、囚われている枠が少しずつ緩み、徐々に影響されない私があらわれて、次第にそちらに意識の重心が移行していきます。(ここは、だいぶ端折って書いています。)
内側で起きていることととことん向き合っていくことで、問題を自らが作り出しては、問題に気を取られ、問題の対処に追われて疲弊するという現象から徐々に抜け出していくことができます。
人と対峙した時に色付けをしているだけでなく、モノや出来事に対しても色を付けています。さらには自分に対しても色付けをしては、不安になったり、自己嫌悪になるというケースも少なくありません。
相手に対して、自分に対して、自らがつけた考えに影響され、人見知りをやっていると、どんどん窮屈になっていきます。
子供の頃は、誰とでも隔てなく仲良くできた人でも、大人になるにつれて、対人関係が煩わしく感じたり、誰といてもなんとなく窮屈で疲れてしまうという人は少なくありません。
そして、そうしている自分に自己嫌悪を起こしたりして、自分が嫌いになっていくということもあります。
あなたは、自分の考えに影響されているだけであって、
人見知りでも、緊張しいでも、人付き合いが苦手でもありません。
そんな枠はあなたには似合いません。
とことん、向き合いましょう。
とことん、私を知っていきましょう。
そして、とことん自由でありましょう。
自分自身に向き合うことに卓越した、自覚カウンセラーがあなた自身と向き合うことをとことんサポートしていきます。
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